保育園登園しぶり、小学校登校しぶりの長男。私を救ってくれた1冊の本

不登校
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こんにちは、なつこです。
今は高校生の長男が小さい頃のお話です。
その頃、私を救ってくれた1冊の本についてもお伝えしたいと思います。

保育園に3歳から入園しました。
最初の1週間は楽しく登園していましたが、その後から登園しぶりの始まりです。
車に乗ろうとすると抵抗したり、保育園に着いても車から降りないと泣いたりします。
先生からは「ぐずっているのはお母さんと離れるまでの朝だけで、あとはケロッと遊んでますから大丈夫ですよ。連れてきてください。」と言われ続けました。
そして、帰り道では「楽しかった~」と言う長男。
それならば、しばらくすれば慣れるかなと思い、やや強引に連れていく自分に嫌悪感を抱きながらも園に連れて行きました。
しかしながら、半年たっても1年たっても状況はほとんど変わりませんでした。

不登校の経験がある私です。不登校だった小学生、中学生、高校生、その先の私
もし自分の子どもが「学校に行きたくない」と言っても受け入れようと、子供を産む前から思っていました。
ところが、まさかの保育園での登園しぶりさえも受け入れきれません。
仕事に行かなきゃいけないし…とか、園へ行ってしまえば楽しかったと言うし…とか、自分に言い聞かせて連れて行き続ける日々でした。

そうこうしてる間に次男が生まれ、長女が生まれ、私はますますてんやわんやになり、どんどん余裕がなくなっていきました。
言うことを聞いてくれない長男に手をあげてしまうこともありました。

小学生になれば大丈夫だろうと思い込もうとしていました。

小学生になり張り切って行き始めましたが、1か月も続きませんでした。
担任やスクールカウンセラーに相談したりしても、「学校へ来てしまえば元気に楽しく過ごしてるので連れてきてください。」と言われました。
連れて行くために問い詰めたり、怒鳴ったり、動かないと手をあげたり。。。
虐待寸前どころかあれは虐待だったと思います。
ただ、このままではまずいと本気で思い、色々な本を読みました。

そんな中、私を救ってくれたのが『子どもの心のコーチング』という菅原裕子先生の本でした。
親の役割は何なのか、子どもの自立とは、怒りの静め方、その時の私に必要なことが書いてありました。
甘えと甘やかしの違いなど、具体的な事例もたくさん書いてあり、学ぶことができました。
自分にできることからすぐに試してみることができます。

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私はそこからもっと深く学びたくなったので、コーチング講座にも通いました。
通い終わるころには、私の虐待行為はなくなっていました。

それからは、長男の気持ちに寄り添いながら接することが随分できるようになったと思います。
劇的に学校へ行けるようになったわけではありませんが、行かない日があってもいいよね、遅刻でもいいよね、生きていく力がついていけばいいよねと私が思えるようになったんですね。
まあ、そう思えない日もあります。
でも、1日でも多く、子どもに寄り添える自分でいたいと思いませんか。

1回読めば終わりではなく、手元に置いておき、困ったときに読み返せるようにしたい本です。
子育てで悩んでいる方達に、ぜひ手に取っていただけたらいいなと思います。

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